エピソードⅡ-2
エピⅡ-1からの続き・・・
やっとチェンジ。暑いのにこんな長い間守らすなよぉ・・と思いつつわが軍の塹壕=ベンチ
にたどり着く。
1番はフクマさん。推定年齢は6000歳÷100を優に超えているの。まあ、ジェダイのヨーダに匹敵するか。そうしとくか。やっぱりやめとくか。いや、やはりそうしておこう。ダークサイドでの称号は「ハイ・ガン・ジン・フクマ」
そういうことにしときますわ。(肺癌人・福間ではないので・・・そうしておいてください。)そんな年齢にもかかわらずスイングはまぁまぁ。車に引かれて身動きの取れない「アフォコジョー」をタタッコロスぐらいはできそうだ。3球目か4球目(たぶん)ぐらいの外角直球を強打するもバットの先。しかし、それが笑いを誘わずエラーを誘って1塁へ。しかし足が遅いのでギリギリのセーフ。ダークサイドの常勝酒飲み軍団「ママリンゴ」のメンバー達の胃はキリキリ異端だ。いや悼んだ。いや、「ハイ・ガン・ジン・フクマ」はまだ逝っていないので痛んだことにしておいてくらさい。
2番は「アフォコジョー」これまた毒にも薬にもならんスイングが三回空を切る。このままでは戦意消失→失楽園→愛の流刑地でもって合衆国崩壊である。
ちなみに愛の流刑地は日本経済新聞に連載中の渡辺純一による小説で「あいるーぅー」とか呼ばれている。(そしてやはりスケベ)
ただ、常勝酒飲みお笑い軍団「ママリンゴ」の3番は協力。いや強力だ。天性のというか努力というか・・どっちでもええがバットコントロールが素晴らしい。
3番こうちゃんの称号は「コー・ガン・ジン・コーチャン」(抗癌剤こうちゃんではない)フクマさんにとってはこの3番が命の支えになっているのは間違いない。(ただ、仲がエエかどうかは知らんけどな)「コー・ガン・ジン・コーチャン」は粘った挙句だいたい8球目ぐらい(「だいたい~」と「~ぐらい」のダブル・アバウトで恐縮ではあるが、イチイチ球数なんて数えていないのがオッサン野球の醍醐味だ。ただしキッチリとスコアをつけているチームもないことはない。ということはアルことはアルと同じ意味だ)
さて話が豚だ。(司馬遼太郎風に)「コー・ガン・ジン・コーチャン」であるが約8球目というまた「だいたい」ともとれる球数のところで1-2塁間を鋭い打球で破った!
ホウホウの体で逃げ出す「盗人」のごとく2塁へと向かう「ハイ・ガン・フクマ・ジン」。またしても、ライトからの返球より、若干ではあるが早く2塁にたどり着いた。(アブナッ!)
最近、当たりに当たっている主砲ひでちゃんの登場だ。36歳というなんとも男性的にも大人的にも「チューと半端」とそしりを受けることもなきにしもあらずのヒデちゃんではあるが、それでも1児の父である。つい最近「ヒス・ままりんご」
←ヒス?
からダークサイドの騎士として認められたところである。
もちろん「ヒス・ままりんご」はスナック「ままりんご」のママの名前だ。なぜ「ままりんご」なのかは忘却の彼方に・・・そして「ヒス」はあの「あの女、ヒスやなぁー」のヒスと同音同意義語。(そんな日本語あるん?)
話が豚だ。(もちろん司馬遼太郎風に)4番主砲ヒデちゃんの称号は「イヤダ・ヨーダ・ヒデ」なのは想像に難くない。(できへんって・・・)
「イヤダ・ヨーダ・ヒデ」の初球。なにを思ったのか低めの直球を強振。いや凶震といってもおかしくないほどにバットをぶん回した。もちろん空振り。カマイタチが発生し、どうやらキャッチャーのまぶたを真空状態に陥れたらしい。マスク越しに血を滴らせる敵キャッチャー。そして、恐怖のあまり失禁。アディオス、キャッチャー。
つづきはココ→エピソードⅡ-3